2012年9月29日土曜日

9月の結果





 



9月は欧米でいろいろなイベントがあり比較的大きな変動がありました。
中でも13日のアメリカFOMCで量的緩和(QE3)実施が発表され、
今後の中長期的な相場に方向性を与えそうです。

使用中のEAでは市販ブレイクアウトEAがうまくこの流れに乗り、期待通りの
活躍を見せてくれました。アメリカの金融緩和でドルが市場に溢れると金に資金が
流入することは過去の経験で示されているので、今後金価格が最高値を更新し
1トロイオンス2000ドルの大台に乗れば、ボラティリティも上昇して面白くなりそうです。

自作朝スキャルEAは相変わらず売買回数が少なかったもののトレードは
安定していました。毎年秋から冬にかけて朝スキャルは調子がよく、
9月終盤から売買も増えてきたので10月以降に期待です。
あとMizutori改はまずまず。自作トレンドフォローEAはしばらく一進一退が
続いているのでそろそろ上昇に転じてもらいたいところです。

ミラートレーダーは今月は約-3000pipsと大苦戦で、開始以来の収益はほとんど
なくなってしまいました。稼動期間の短いストラテジーは、Tスコアが高くても
半年くらいは観察あるいは最小ロットで様子見した方が良さそうです。
来月以降は採用ストラテジーの選択は慎重にして巻き返しを目指します。

2012年9月9日日曜日

今後のEA戦略

最近のボラティリティ低下により、メイン戦略の朝スキャルで収益を上げにくくなってきているので、自作朝スキャルEAの一部の通貨ペアの廃止及びロット数を見直し、かわりに
直近の相場に合っているMizutori改のロット数を段階的に引き上げていくことを予定しています。

そのMizutori改はこれまでの売買を検証して弱点を分析し、今回ロジックを一部修正しました。

・トレンドが発生している時のエントリー条件の改良
・決済を細かい条件ごとに設定、安全性と収益のバランスの向上




直近一年間のバックテスト



あと、自作トレンドフォローEAはロジックの修正はなく、5分足と15分足でロット配分を見直します。

☆雑感
メタトレーダーでEAを使うようになってから今月でちょうど4年が経過しました。過去20個程度の市販EAを購入してきましたが、一年以上使ったEAはほんの数個です。相場の変化に対応するには優秀でも自由度の低い市販EAはやはり不利だという結論に至りました。それで4年目は自作EAメインに移行した節目となった年でしたが、これまで概ね順調に推移してきたといえます。
それにしても4年前と現在とでは相場の環境が全然違いますね。何事も変化していくのが自然で、その速さに違いが感じられるだけのようです。過去地球の環境の変化に適応できた生物だけが絶滅をまぬがれ生存できたように、トレーダーも相場の変化に適応できる者だけが今後生き残っていけると実感しました。最後に私のブログに縁のある方々のトレードその他の成功を願っております。

2012年9月1日土曜日

7~8月の結果




この期間のEAは全体的に売買回数が少なめだったものの、ポートフォリオがうまく
機能していてトータルではまずまずの成績でした。

最近朝のボラティリティが低下していて、夏頃から朝スキャルでまともに売買があるのは
月曜日だけで、他の曜日ではまったく売買がない日もあり、勝率はいいものの少々
不本意な感じです。 私の自作EAはある程度の変動幅がないとエントリーしないので、
もう少し相場の変動が欲しいところです。

使用中のEAで特筆すべきはMizutori改の安定性でした。
もう3年以上使っているEAですが、今も恩恵を受けている素晴らしいEAです。
EAで継続して収益を上げるには自由度が高い、自分に合ったEAをとことん使いこなす
ことにかかっているといえます。

あと、7月から始めたミラートレーダーは豪ドル関連のストラテジーが好調で8月後半
意外と収益が伸びました。ほかにも面白そうなストラテジーが結構ありますので、
EAと裁量を補完する投資対象として今後本格的に取り組んでいこうと思っております。