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もうすぐ10月も終わりですね。ブログ巡りをしていて先月は爆益という
文字をよく目にしたものですが、近頃はめっきり見かけなくなりました。今月は多くのトレーダーが苦戦しているということでしょうか。しかし、ポジションサイズに関してチャレンジャーなEAユーザーが意外に多いことには驚きです。私は過去に累計300万の損失を出し、回復するのに4年半かかったことを思うと、かくいう私も昨年まではチャレンジャーだったと思います。(笑)しかし、今ではとても大ロットでトレードする気になれません。少しは投資家として成長できたのかもしれませんね。「大玉を張ることを誇りとするなかれ」という相場格言がありますように相場で退場する主要な要因は、過大なポジションサイズです。その場合、金融危機クラスの大変動が一回あれば即退場です。そうでなくても資金が半減するくらいのダメージを受けます。ではどれくらいのポジションサイズですれば適切かというと、EAや手法にも様々なタイプがありますので一概にいえませんが、私の場合ドローダウンがあっても一ヶ月以内に回復できるくらいのポジションサイズを目安にしています。最大ドローダウンにして約20%くらいでしょうか。これ以上だときついです。50%を超えたら多くの人は挫けてやめてしまうでしょう。これまでの経験から、私がトレードにおいて重要視する度合いは心理>資金管理>>>手法(EA) です。なぜ手法の優先順位が低いかというと、メタトレーダーを用いた場合では
EAという形で購入することができ、統計的に優位な手法を自分で開発・検証する
手間が大幅に省けるからです。ある意味初心者でもプロ級のトレードができるようになります。でも、投資心理や資金管理は自分で学ぶ以外にものにすることができません。これらは投資で成功するためには必須であり、それには多くの時間がかかりますし、失敗も経験する必要があります。ロット数にチャレンジするのもいいけど、うまくいかなかった場合回復するのに予想以上の時間がかかることをまず認識したいですね。同じチャレンジするならEAのプログラミングの方が、長い目で見るとはるかに有益です。投資で生き残ることができる人は約20人に1人といわれています。過剰売買で失敗して退場していくトレーダーが少しでも少なくなることを願いたいです。
※資金管理(ポジションサイズ)について見つけた秀逸なブログ記事です。
ポジションサイズが重要な理由 ニャン太のひとりごと
最近入手したフリーEA(VS)を参考に、hakubi改の設定を調整したところなかなか期待できそうなバックテスト結果を得ることができました。
TP=5 TP=15 VS(参考)
今まで1通貨ぺアしか通用しなかったのですが、別の通貨ペアの方が
適しているのかもしれません。試してみて自分でもこれには驚きました。 白い眉の凄い奴です(笑)。もう少し稼動時間の調整して来週から小ロットでスタートする予定です。
なお白眉の由来となった「馬良」とはこんな人です。→
賢者の石ころこの人は中国の歴史書、蜀書(馬良伝)に略伝が書かれており、政治、外交に優れた文官で地味ながら蜀の国の建国に貢献しました。
なお、馬良の弟の馬謖の方が(良くない意味で)有名です。
(10/27) VS雑感
VSはStopLoss値は設定できるのですが、惜しいかなTPがないんですよね。
おそらくある種のindicaterが決済のロジックとなっているようですが、それプラス
TP値を設定するとさらにパフォーマンスが向上しそうに思います。
(決済のロジックは複数あると、たいていのEAでパフォーマンスが向上します)
試してみようとソースコードを見ましたが、私には難しすぎて手が出ませんでした(笑)。
改良のできる方は試してみるのもおもしろいでしょう。
今週はAUDCAD大波が襲ってきましたが、無事乗り越えることができ10月最大の危機を脱することができました。まず今週投入した改良EAは、housu改が少々苦戦でしたがhakubi改が7戦全勝で幸先の良い再スタートでした。今の相場ではエントリーが厳しめのEAの方に分があります。VZRは指標・発言等の影響を受けにくそうな通貨ペア中心に毎日稼動しました。結果は、相場が適度に上下してくれたこともあり順調に収益が伸びました。RDBは火曜日一日だけ小ロットでトレードし、わずかに勝ち越し。FXSPは夜まで決済されなかったポジションをそのまま翌日に持ち越したらストップロスという予想通りの結果でした。強欲さはたいてい裏目に出ますね。結果的に損失が拡大したのでこれは反省すべき点です。SNGは2週続けてトレードなし。どうしちゃったんでしょうね・・?パラメーターが少ししか開放されてないので、自分で調整するにも限界があります。他の方の売買状況が気になるところです。波乗りは昨日書いたとおりで、あと自作EAは存在感の薄い週でしたが
まあ足を引っ張らなかっただけよかったです。終ってみれば今週はまずまずの収益で、今月プラス収益も目前となりました。相場が好転してきたように感じます。10月残り一週、油断せず気持ちよく終わりたいものです。
今週も先週の流れを引き継いでいてなかなか難しい週でした。指標や決算発表などを警戒して、EAの稼動と設定自体が少なかったこともあり収益はあまり出ませんでしたが、わずかに前進できたのはよかったです。今週はVZRが勝ち、RDBの方は週単位で初の負けでした。RDBは稼動に違和感を覚え、週の途中からロット数をかなり小さくしました。対象通貨ペアが朝から派手に暴れる最近のような相場だと、
大きく持っていかれると被害が甚大となります。あと、改良EAはそろそろなんとかしなければなりません。とりあえず今は耐えるべき時なのかもしれませんね。耐えていればそのうちまた収益を上げやすい相場が戻ってくるでしょう。こういう時こそ独自のEAや設定で運用できる人は有利です。
他のブログで入れ替わり立ち代り評判になる旬のEAを追いかけていても
継続して勝てる気がしないです。(私のこれまでの経験です)
今週から職場がかわり、新しい研究分野の仕事をすることになりました。まずは新しい知識を身につけるため、論文読みに四苦八苦しています。トレードがうまくいってないときほど、仕事があることのありがたさを感じます。今は本業に集中するべきときなのかもしれません。
そのうちいいアイデアが思い浮かんでくることもあるかと思います。
(10/18) 週末の記録以前使っていた改良EAの改良と設定調整を行いました。
今日は朝からVPSの一つが再起動されたり、本来ポジションをもつはずのRDBが
ポジションを持たなかったりとシステムがなぜか不調だったのですが、
結果的に事なきを得たようでした。長く投資をやっているとたまには運のいいことも起こるみたいです。(この前の募金が効いたのか?・・・)
さて、私のブログの主要なテーマは「投資で生き残ること」ですが、
私もまだ試行錯誤の段階で、手法も考え方もまだ確立できておりません。最近あるブログの記事を読んでいて、このことに関して秀逸な記事を見つけたので
今回リンク先を紹介したいと思います。生き残り組と退場候補組の違い 女性の直感FX ☆゜・。相場で生き残る人は20人に1人くらいといわれますが、生き残る人と退場する人ではスキル以上に、考え方、取り組み方、心構えの点で大きく異なっているようです。同じ武器(EA)を使っているのに、人によって結果に大きな差が生じるのはこのあたりに原因があるのではないでしょうか。特に記事の真ん中あたりに書いてあることはとても大切なことです。自分は絶対退場しない、という自信のある人以外は一度読んでみる価値はあると思います。最近朝から大きく動くことが多く、逆張り系のEAをメインで使っている人は胃が痛くなる場面が多いですね。毎年一度はあるこのような難しい時期を、少しでもうまく切り抜けていきたいものです。そのためには、生き残る人(勝ち組)の考え方は非常に役に立つはずです。
このところの相場の不安定さにより、私の口座残高も影響を受けブログタイトルにふさわしい状況となってきました。なかなか多くの人が勝てる相場というのは長続きしないものですね。ビジネスでも投資でも、混迷の時期を乗りきるにはやはり卓越した手法と確固たる信念が必要になってくるようです。どのような分野においても才能がある人が有利なのは間違いないですが、では才能が乏しい人は明らかに成功しにくいものでしょうか?これについて古代中国の思想家、荀子は次のように答えています。「驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ」驥とは名馬で、一日にとても長い距離(千里)を走ることができる馬です。駑馬はのろい馬だが、十日走り続けると名馬と同じ距離を進むことができる。才能が乏しい人でも継続して努力を続ければ、才能のある人より時間はかかるけれども同じ成果を出すことができる、ということを説いたたとえです。投資でも継続して研究し失敗や損失から学んでいけば、才能が乏しい人でも投資家向きではない人でも(私のことです)いつか目標に到達できるはずですね。なので、才能が乏しいから私にはとても無理だ‥と悲観することはありません。逆境の時、いかにモチベーションを保つことができるかで最終的な結果は
大きく違ってくると思います。モチベーションが低いと大きめの損失で挫けてやめてしまいかねません。投資でなんとしても成功するのだという堅固な意志こそ何より大切ではないでしょうか。驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣 『荀子』
今日金曜日は警戒していたのにVZRで逃げ遅れ、またしてもやられたかと思いましたが、幸い夕方には戻ってきて微損で撤退でき、久しぶりの金曜プラス収益でした。金曜日に負けなければ週単位で収益が伸びる傾向があるといえますね。おかげでこの一週間で月給以上の収益となりました。VZRは月曜日に負けなかったことが大きかったです。setfileはある程度取捨選択する必要があるのと、独自の設定や決済の工夫を加えないと
最近のような相場ではなかなか難しいものがあります。今週は運もあったので大きくプラス収益となりましたが、危なかった場面も多く、もう少し運用に工夫する必要があると感じました。最近VZRで苦戦している方が多いようですね。稼動に違和感を感じたらロットをかなり減らすか、デモトレードでしばらく稼動するのが無難でしょう。10月は去年のように荒れるかもしれないので安全運転がいいと思います。私もあまり自信がないので、苦手な通貨ペアは資金配分を減らす予定です。他のEAでは自作以外安定しており、特にRDBの安定度はすばらしいです。このところ癌化しやすいGBPUSD、EURUSDは来週以降、RDBメインで
運用することにします。

(10/4) 週末の記録
・VZR資金配分の大幅な見直しを行いました。
・RDBの設定調整を行いました。
・スマトラ沖地震の救援募金をしました。
週末雇用統計後のチャートの形はそれほど悪くないので、明日月曜日は
ギャップに注意しながら通常稼動の予定です。
戦国時代の代表的な武将であり、様々な逸話を後世に残している武田信玄の
勝負観には独特のものがあり、今回紹介したいと思います。 江戸時代初期に書かれたという『甲陽軍鑑』という書物からです。
「凡そ軍勝五分をもって上となし、七分をもって中となし、十分をもって下と為す。その故は、五分は励を生じ、七分は怠を生じ、十分は驕を生じるが故。たとえ戦に十分の勝ちを得るとも、驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり」
武田信玄は戦いでは大きく勝つよりも、ほどほどに勝つことの方を評価しています。
五分の勝ちとは、目標の半分くらい達成した勝ちということでしょうか。
これくらいの勝ちだと次への励みになります。
七分の勝ちだと、怠りや油断の心が生じ、十分の勝ちだと驕りの心が生じる、
つまり勝ちすぎるのも次に大敗する原因となるので好ましくはないということです。
村上義清との戦いや川中島の戦いなど、信玄も多くの家臣を失った敗戦、苦戦があり、
そこから学んだことが多かったはずです。
そして戦では欲が先行すると正常な判断ができなくなって思わぬ敗北を招くので、
ほどほどに勝つくらいのつもりで戦うことが大切だと悟ったものと思われます。
文の終わりに、「すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり」、とありますので
この教訓は投資においてもあてはまるはずです。
ハイレバレッジで大勝ちを狙う投資スタイルより、低レバレッジまたは固定ロットでほどほどの利益を求める投資スタイルの方が、最終的に投資家として成功できる確率は高くなると思います。
また、決済が早すぎてその後の利益を大きく取り逃がしても気にすることはありませんね。
相場がある限りこれからもチャンスは何回もあるわけですし。
投資では、できるだけ早く収益をあげること、また他人より多くの収益をあげること、
などは本来の目的ではないはずです。
早く、多くを追求するとどうしても無理が生じ、一回の損失のダメージが大きくなります。
相場の変動期では悪くすると再起不能になってしまうかもしれません。
信玄の教訓のように投資においても自分のペースでほどほどの収益を目指すくらいの
心構えでするのが、大きな失敗をせずちょうどいいのではないでしょうか。
最後に信玄の名言をもう一つ、
「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人のはかなさ」