2011年11月20日日曜日

日付と時刻関数

年末年始や盆など特定期間のEAの停止は手動で行えますが、
日付と時刻関数を使ってトレードしない設定にすることもできます。

例えば
12月21日から1月10日までトレードしないようにするには、
エントリー条件に

!(Month()>=12 && Day()>=21) && !(Month()<=1 && Day()<=10)

を追加します。

これでバックテストすると以下のようになります。
停止しないで稼動する場合(下段)と比較するとよくわかります。


  






実際、自作トレンドフォローEAでも年末年始は停止した方が
バックテストのパフォーマンスは良くなりました。

日付と時刻関数は、特定の期間の優位性を調べるのに有用ですが、
バックテスト上のあるドローダウンを意図的に隠すことにも使えたりしますので、
市販EAを購入する際はよく検討した方がよいでしょう。

日付と時刻関数【Date & Time functions】

2011年11月19日土曜日

トレンドフォローEAの近況

リアル稼動開始以来、しばらく停滞が続いていた自作トレンドフォローEAですが
今月になってプラスに転じ、その後も概ね好調を維持しております。

9/26以降の資産曲線


 アグレッシブ設定



 ノーマル設定


今年は12月20日くらいまで稼動させる予定で、あと1ヶ月でどれだけ
収益を伸ばせるか楽しみです。

ところで、先日は約1年半ぶりに給料をもらいました。複数の収入源があるのは
心理的に楽ですね。社会の役に立っているという実感もありますし、
やはり私は本業とトレードの両立が合っているようです。


  大腸菌(左)と新しいLB培地(右)
  プラスミドを増幅する操作

2011年11月13日日曜日

自作EA改良

直近の値幅を考慮してエントリーのロジックを改良してみました。


  
  改良前


 
  改良後



売買回数は減少したもののバックテストのパフォーマンスは向上しており、
他の通貨ペアでも全体的にパフォーマンスの向上が確認されたので、
今回の改良の有効性が示されました。

厳しい経済情勢が続く中、将来生き残る可能性の最も高い会社は
規模ではなく他社が持っていないオンリーワンの技術やサービスを追求し続ける会社だと思います。
私がEAを自分で開発するのもまったく同じ理由です。

2011年11月2日水曜日

実戦

改良した自作朝スキャルEAのリアル稼動を開始してから半月が経過しました。










最近の早朝の相場が安定しているせいか、フォワードテストは今のところ順調です。
4つの決済ロジックのおかげで長くポジションを持つこともほとんどありません。









実際のトレードを観察すると、左のように一方的に動かれてはどうしようもありませんが、右のように緩やかなトレンドであれば微損で撤退するので、決済に関しては改良の効果があったといえそうです。

この調子で頑張ってもらいたいですね。