2011年10月16日日曜日

簡易マネーマネジメント

自作EAにマネーマネジメント機能を追加してみました。




AccountBalance()は口座残高を取得する関数で、ロットの増減はriskで調整します。
また2行目のようにロットの上限を設定することもできます。

上のソースコードを追加して実際バックテストするとこのようになります。




 パラメーター risk=3, maxlot=2.5


マネーマネジメントは特に必要な機能ではありませんが、売買回数が多く
勝率の高いEAで使ってみるとおもしろいかもしれません。

2011年10月15日土曜日

最高のEA

私が今まで出会った中で最高のEAはMizutoriというEAです。

MizutoriはフリーのEAでソースコードが公開されています。
プログラミング未経験の私がこれまで挫折せずMQLの習得に取り組んでこられたのもこのEAのおかげです。自作EAを開発する上でも大いに参考になりました。

また実際Mizutoriを朝スキャル用に改造して実戦で投入し、2009年春頃には
カナダドル関連の通貨ペアで大勝して原資回復の原動力となりました。
プログラミングが出来ることは自動売買をする上で大きな優位性となります。

Mizutoriはソースコードがかなり長く初心者にとってなかなか手強いEAですが、
以下のサイトでソースコードの詳細な解説がありますので
MQLの学習には是非おすすめのEAです。

『Expert advisor』は、おもしろい!

Mizutori改
    

2011年10月12日水曜日

自作EA改良

予定どおり朝スキャル用自作EAを改良して、デフォルト設定で
各通貨ペアをバックテストしてみました。


上位9通貨ペア 1lot 2008.1~

  
 







いくつかの通貨ペアで資産曲線が停滞している期間があるものの
長期的には収益が伸びており、このロジックの有効性が示唆されました。

今回の改良ではトレンドフォロー型スキャルEA開発の経験を生かして
決済のロジックを4つに増やし撤退の強化を図りました。
あとは通貨ペアごとに設定(稼動時間やエントリー頻度)を調整して
順次実戦に投入することにします。

2011年10月8日土曜日

今後の予定

MT4の自動売買を始めてからちょうど3年が過ぎました。
最近はあまり自動売買の調子が良くありませんでしたが、裁量トレードとEAの開発の方はなかなか順調でした。3年やってようやくMQLの初級のプログラミングができるようになってきたという実感です。

さて久しぶりにサラリーマンに復帰することが決まりました。自分は性格的に専業トレーダーに向いてないし、今度の仕事は以前から興味があった再生医療の分野の研究で今からとても楽しみにしております。
それで自作トレンドフォロー型EAはだいたい完成しているのですが、ロジックの根幹であるトレンドフィルターについてまだ十分に検討できていないので、仕事が始まるまでの時間のあるうちに詳細に検討しておこうと思っています。
あと最近朝スキャルが復活してきているので、過去に作成したEAのロジックや設定の見直しと、トレンドフォロー型EAのアイデアを取り入れた改良もやっていく予定です。

MQL練習用ソースコード

自動売買3周年 && 再就職決定記念に以前私が作った朝スキャル練習用EAのソースコードを公開します。このブログは画像と動画以外はアップできない仕様なので、mq4ファイルではなく画像形式です。

私がMQLの勉強を始めた頃は、プログラミング初心者が理解できるレベルのフリーのEAのソースコードがなかなか見つからなくて苦労した経験があります。
あまり需要はないとは思いますが、MQLの勉強を始めたばかりの人や、
これから始めようという人にとって今後役に立つかもしれないのでここに掲示しておきます。


 




前半        後半


☆簡単な解説

RP(RSI期間)、BP(ボリンジャーバンド期間)、rr(決済位置パラメーター)
OH(開始時間)、CH(終了時間)
BU(ボリンジャーバンド+2σのライン)
BL(ボリンジャーバンド-2σのライン)
MaxSpread(指定の数値以下のスプレッドの時にエントリー可能)

開始時間と終了時間の間で
レートがボリンジャーバンドの±2σのラインに到達した時に逆張りでエントリー、
RSIが指定の数値を上回ったら(下回ったら)決済する。