2010年3月21日日曜日

孫子の教え

プログレッシブFXで記事にありましたように、AUDCADが巨大な三角保ち合いを形成しており、そろそろ大きく動き出しそうな兆候です。
波乗りはここ最近は危ない場面もなく順調そのものだったので、また9ポジとか際どい場面が来てもおかしくありません。



『孫子』に「師を囲めば必ず闕き、窮寇には迫るなかれ」という一文があります。
現在のAUDCAD日足チャートが追い詰められた敵に見えなくもないです。今うかつに手をだすと反撃にあい大きな含み損をかかえることになるかもしれません。
同じく「強なればこれを避けよ」もあり、最近では保ち合いを放れたEURCHFの例もありますので、難しい局面で無理に勝負することもないと思いますね。
マーチンゲールタイプは一回の負けがとてつもなく大きいので、それほど資金の多くない波乗りユーザーの私は無理せず、方向性があきらかになるまで様子を見ようと思います。
「善く戦う者は、勝ちやすきに勝つ者なり」「勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求め、敗兵はまず戦いてしかる後に勝ちを求む」でしょうか。

国家の戦略、会社の経営から個人の投資まで、規模は違ってもリーダーは常に決断を迫られます。
まさに孫子のいう「兵は国の大事。死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず」です。
(資金は私の大事、使い方によって生き残るか破綻するか自分の存亡に関わることなので、よくよく考えて慎重に投資しなければならない)
孫子の教えはビジネスなど様々な場面に応用でき、非常に奥が深く、武田信玄や欧米の指導者達も参考にしていたのも納得できます。2500年もの間読み継がれている類まれなる書物です。
判断力、洞察力、忍耐力など重要な心理面の要素はブログ巡りをしていても得られるものではありません。何事も慎重に、かつ柔軟に対応していきたいものです。

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