バックテストは理想的な条件で行われるもので、スプレッドの拡大やスリッページ、
約定エラー等は一切ありません。一方、リアル稼動では様々な要因によりバックテスト
どおりのパフォーマンスが発揮されることはなく、ある程度難しい環境でもシステムが
機能することが求められます。
本運用に向けて現在フォワードテスト中の自作EA(1117Test)について、少し厳しめの
条件でも機能するかどうかを確かめるため、スプレッドを平均的な値より大きくして
バックテストを行い耐久性を評価してみました。
☆バックテスト条件
スプレッド: 3.0 (平均値 1.5~2.0)
バックテスト条件: Every tick (Modelling quality が90.00%の期間1年以上)
テスト口座: 複数のリアル口座
バックテスト期間は異なるものの、2つの口座でProfit factorが1.8程度あり、
資産曲線も概ね右肩上がりであるため、今年のような相場であればこのEAは
今後も機能する可能性が高いといえそうです。
最近はEURUSDのスプレッドはかなり小さくなってきているので、実際スプレッドが
3.0で売買する場面はほとんどないと思います。ただ、スリッページや約定エラーは
リアル口座では多少発生するのは避けられないので、考えられるリスクを想定して
できるだけ堅牢なシステムを作りたいものです。
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