2012年12月28日金曜日

2012年総括

今年は自作EA主体でトレードに臨み、当初不安はありましたが、終わってみればそこそこの収益を上げることができたので自信になりました。
古いEAでも相場や通貨ペアに設定を合わせて運用すれば、現在でも十分通用することを示すことができました。

今年の相場は全体的にボラティリティが乏しく、過去の収益源だった朝スキャルが夏以降機能しにくくなり、対応に遅れが出てしまったことは課題です。今後は早めに対応できるよう、注意深く相場全体および各通貨ペアのボラティリティを観察していこうと思っております。
あと、ミラートレーダーの運用はなかなか思いどおりにはいかなかったです。経験は無駄ではなかったので今後に生かしていければと思います。

今年のトレードで特筆すべきことに心境の変化があります。毎年たくさんのEAが発売されますが、新しいEAに関心や期待がほとんどなくなりました。新しいEAといっても、過去に登場したEAとロジックはそんなに変わらないと思うし、遅かれ早かれいずれは相場に合わなくなります。気になるEAがあっても検証してくれる人はたいていいますから、わざわざ自分で買って試す必要もありませんしね。
そして自作EAや古いEAを使って、あまり利益が得られなくても、仮に自分の一人負けになったとしてもどうでもよくなりました。
トレードスタイルについて私は正しい選択をしているという確信が得られ、利益を貪欲に追求することがなくなったので心に余裕が生まれ、不要な出費が減り、また失敗や判断ミスも少なくなり、結果的に好成績につながったのだと思います。
どのようなシステムやトレード手法を使っていても、迷いがあるのと迷いがないのでは、継続という点において結果に大きな違いが生じます。トレードに対する心境や心構えの大切さを改めて実感した年でありました。

理想のEAの開発にはまだ道半ばですが、システムトレーダーとして成長していけるよう、そして来年も勝ち残れるようこれからも最善を尽くしていく所存です。

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