2009年10月12日月曜日

モチベーションを保つ

このところの相場の不安定さにより、私の口座残高も影響を受け
ブログタイトルにふさわしい状況となってきました。
なかなか多くの人が勝てる相場というのは長続きしないものですね。
ビジネスでも投資でも、混迷の時期を乗りきるにはやはり卓越した手法と
確固たる信念が必要になってくるようです。

どのような分野においても才能がある人が有利なのは間違いないですが、
では才能が乏しい人は明らかに成功しにくいものでしょうか?
これについて古代中国の思想家、荀子は次のように答えています。

「驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ」

驥とは名馬で、一日にとても長い距離(千里)を走ることができる馬です。
駑馬はのろい馬だが、十日走り続けると名馬と同じ距離を進むことができる。
才能が乏しい人でも継続して努力を続ければ、才能のある人より
時間はかかるけれども同じ成果を出すことができる、ということを説いたたとえです。

投資でも継続して研究し失敗や損失から学んでいけば、才能が乏しい人でも
投資家向きではない人でも(私のことです)いつか目標に到達できるはずですね。
なので、才能が乏しいから私にはとても無理だ‥と悲観することはありません。

逆境の時、いかにモチベーションを保つことができるかで最終的な結果は
大きく違ってくると思います。

モチベーションが低いと大きめの損失で挫けてやめてしまいかねません。
投資でなんとしても成功するのだという堅固な意志こそ何より大切ではないでしょうか。

驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣 『荀子』

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