2009年11月23日月曜日

CashGeneratorRDB調整

3回前の記事ではVZRの安全性を重視した運用方法について紹介しました。
今回は同じくRDBについて書いてみたいと思います。
デフォルトの設定でもほとんど問題ないRDBv2aですが、ブローカーにより決済の位置が
大きく異なる場合あります。
例えば以下のような例です。



ポジションを持ってから、含み益の出ている1時間後の絶好の位置で決済されず
(本来ならこのあたりで決済されるはず)
一転して逆行、含み損が膨らみストップロスも覚悟する場面です。
そのあと幸い戻ってきて助かりましたが、いつもこうなるとは限りません。
このようなが事例がたびたび発生するブローカーでは、安全性を優先するため対策を
した方が良さそうです。




おそらく少しの人しか使っていないであろう、RDBの下の方にあるパラメーター群の
Limit_timeとpips_を変更します。
今回の例では、Limit_time2_EUを55→60、pips_2_EUを6→4に変更しました。
これは60分経過してから4pips以上の利益が出ていれば決済する、という機能です。
すると今度はちょうどいいところで決済されました。

このようにLimit_time とpips_ を使えば、5段階で細かく決済の条件を指定でき、
撤退優先、特に長くポジションを持ちたくない場合などは有用です。
マニュアルにも書いてありますように、この機能は大変役にたつと思います。
うまく使えば、含み損を抱えてひやひやすることも少なくなるはずです。
こういう細かいところまで配慮しているEAはなかなかありませんし、
作者のこのEAにかける意気込みのようなものを感じます。

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