ブログタイトルを変更してから、歴史に関する記事を書こうと思っておりましたが
ようやくその一つ目の記事です。
私の場合、投資を続ける上で非常に参考になるのが戦国時代の武将の生き方です。
中でも名将といわれた人物の残した言葉には納得させられるものがあります。
安芸国(広島県)の小領主から一代で中国地方の覇者となった毛利元就の生き方は
弱小トレーダーがいかに戦っていくか参考になる部分が多いです。
以下、元就の教訓と私の解釈です。
「三本の矢」
三人の息子の結束の大切さを矢にたとえて説いた逸話ですが、MT4自動売買にもあてはまると思います。
一つの通貨ペアや一つのEAに依存すると、いつか通用しなくなり悪くすると破綻してしまうかもしれません。
複数の通貨ペアやEAで稼動させればどれか通用しなくなっても残りが機能していれば大きな損失はまぬがれ、結果として生き残ることができる可能性が高くなります。
たとえ資金が少なくても通貨ペアやEAは分散した方がいいです。この時期にしっかり分散の練習をしておくと、資金が増えてきたとき心理的負担が少なくなります。
「我が毛利家は、版図の保全のみを願い、天下を望むなかれ」 (Wikipediaより)
これは毛利元就の遺言といわれています。このような言葉を子孫に残したのは、
元就が毛利家の当時の現状(実力)をよくわきまえていたからでしょう。
実力以上の望みを持ち、それを実行に移した場合危険な状態に陥ることがよくあります。
景気のいい時にリスクをよく考えず拡大経営に走った企業は、不景気になると一転して苦境に陥ります。
昨年の金融危機ではあのトヨタも赤字になったくらいですから、倒産したり深刻な経営状況に陥った企業も多かったはずです。
投資でも自分の実力以上のロットでトレードすると、やがて相場から
手痛いしっぺ返しを受け、運が悪いと破綻してしまうかもしれません。
昨年の金融危機の時、スワップ狙いでかなりのクロス円買いポジションを
保有していた人の多くが退場を余儀なくされたことでしょう。
私も過去に適切な資金管理ができなくて、何度も退場寸前まで追い込まれました。
元就の教えのように自分の実力をわきまえて投資することが、相場の世界で
生き残る上で大切なことだと思います。
なお、元就の孫毛利輝元は何を思ったか関ヶ原の戦いでは西軍の総大将に祭りあげられ抵抗らしい抵抗もせず、所領を大幅に失ったのでした。
しかし260年後、高杉晋作率いる奇兵隊が徳川幕府軍を打ち破り、
結果として明治維新を成し遂げましたが、おそらく元就の教訓が長州藩で子々孫々
受け継がれていたことによるものではないでしょうか。
メタトレーダー風雲録 管理人様、はじめまして007と申します。
返信削除メタトレーダーを使った自動売買についてブログを書いております。
この度、リンク集のページを設けまして、
貴サイト様を掲載させて頂きましたのでご連絡させて頂きました。
http://ameblo.jp/smarttradefx/theme-10015831608.html
もし、よろしければ、貴サイト様からも相互リンクという形で貼っていただければ幸いです。
また、これを機に、情報交換など交流をさせていただければ幸いです。
それでは、どうぞ宜しくお願い致します。
007 smarttradefx@gmail.com
FX自動売買シグナルで資産倍増計画
http://ameblo.jp/smarttradefx/
saki1様
返信削除こんばんは、いつもお世話になります。
毎回のことですが、示唆に富む記事で
勉強させて頂いています。
自分は過去、焦ることで失敗を繰り返して
きましたので、「焦ってる自分」を少しでも
客観的に発見しようと努力しています。
御指摘のようにリスクが分散されていれば、
万一のときも冷静に運用できる口座が生き残れる
可能性は高まると考えています。
あとは自分にあったスタイルを早く確立する
ことが重要だと、今の自分に言い聞かせています。
いつもありがとうございます!
RX93
007さん
返信削除当ブログの方針では、際限なくリンクが増えるのを防ぐため
相互リンク目的のリンク設置は行っておりません。
申し訳ありませんが他のブログ等で依頼してください。
なおブックマークには登録しておきました。
RX93 さん
返信削除こんばんは。コメントありがとうございます。
私のこれまでのブログ記事は、たくさんある考えのうちの一つでしかすぎず、
もっと別の考え方も存在するはずです。
なのでお役にたてればうれしいですが、けっして鵜呑みにせず
参考程度にされるのがよろしいです。
おっしゃるとおり客観的に自分の心理や売買を分析できることは大切ですね。
私も記事に書いているわりにはまだまだです。
大きな失敗してからではなく、順調なときにそれができるようになれば素晴らしいです。